「補聴器」その②

補聴器

 

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
「補聴器」を担当しております横山です。

先週に引き続き
12月の補聴器キャンペーンに向けて
「補聴器」の説明を書かせていただくので、
検討材料の1つにして頂ければと思います。
ちなみに、前回の文中に出てきた「集音器」は別物と考えていただいて
「補聴器」についての説明だと考え下さい。

2回目のテーマは、「補聴器の種類」についてです。

実は「補聴器」には色々な形やタイプがあります。

とは言っても、大きく分けて3タイプだけですので
難しく考える必要はありません。
用途や大きさ、金額で選んでいただくと良いかと思います。

タイプ1 ポケット型
「はこがた」とか「BOX(ボックス)がた」とか言われる型のもので
ポケット型ラジオとか昔のカセットテープウォークマンとかを想像
していただくと分かりやすいかなと思います。
物にもよりますが、約5cm×7cmの長方形で厚さは約1.5cm
くらいの箱型の機器からコードを通してイヤホンで聞きます。
良い点は、安価で、補聴器の中では大きいので音量調整や電池の交換が容易です。
市販の単四電池を使う商品が多く電池の寿命も長持ちします。
苦手な点はコードが邪魔になってしまうという事と
聴力に合わせた細かい調整ができません。
音を拾う箇所が箱についている商品はそれを意識した
使用方法をしないと音が聞こえない場合があります。

タイプ2 耳かけ型
写真の右側3つがこのタイプです。
文字通り耳にかけて使用するタイプで耳の後ろに本体を乗せます。
基本的には小型で耳の後ろに隠れる大きさで、
そこから細い管等を通してイヤホン等で聞きます。
電池はボタン電池を使用します。
最近はこの型を選ばれる方が1番多いようです。
良い点は小型で目立ちにくくすぐに使用出来ます。
店頭のパソコンで細かく音量音質の調整が出来ます。
大きさも小さ過ぎることなく、更に小さな物と比較すると紛失防止になります。
苦手な点は、耳の上に管を通すのでメガネを使用される方は
引っかかってしまう事があります。
箱型と比較すると高価です。

タイプ3 耳あな型
写真の左側2つがこのタイプです。
耳の穴に入れて使用するタイプで小型軽量な物が多いです。
補聴器を使用している事が解らないぐらい小さな商品もあります。
電池は耳かけ型と同じでボタン電池を使用します。
良い点は、小型で目立ちにくいので人目を気にせず使用できます。
耳の中に入れるので集音効果も高くなります。
耳かけ型と同じく店頭のパソコンで細かく音量音質の調整が出来ます。
苦手な点は、耳型を採取する必要がありオーダーで製作するため
日数と金額がかかります。
商品によってはかなり小さい商品もあり手先の器用さが求められます。

以上。3つのタイプと主な特徴でした。
ただし、難聴の度合いによって、又は取り扱いの難易度を考慮して
希望される型とは多少大きさの違う型をお勧めさせていただく
事があるかもしれません。

上に書いたタイプ別の特徴とは別に
リモコンやスマートフォンで音を調整できる商品や
防水機能付き商品、テレビの音を無線で聞ける商品等
様々な特徴のある商品がありますので
是非、お気軽に話だけでも聞きに店頭までお立ち寄りください。

次回は「補聴器と認知症」という、一見何の関係が?
という内容ですが、そのことについて書こうと思います。

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