使い捨てコンタクトレンズの間違った使い方
国内でのアンケート結果
Q.レンズの決められた試用期間を守っていますか?
決められた試用期間を守っていないと回答した方が
なんと半数以上!
決められた期間を守らない人ほど眼障害発生リスクが
約1.6倍高い
という調査結果が報告されています。
超過理由
- 使用期間を超えても大丈夫だと思った 59.8%
- いつ使い始めたかわからないから 42.2%
- 新しいコンタクトレンズを買うお金がないから 15.5%
その他の間違った使い方
・レンズをつけたまま寝てしまう
就寝中も目は瞼の裏の血管から酸素を取り込んで呼吸しています。それを妨げると眼障害を引き起こすことも…。
・レンズを貸し借りする
視力が同じであっても目の形状は人によって異なる為、借りたレンズがあなたの目に合うとは言えません。
ウイルスや雑菌をうつし合うことにもなりかねません。
・水道水でレンズをすすぐ(ソフトコンタクトの場合)
水道水の中には微生物が混入していることがあり、角膜に小さな傷があるとそこから感染し、
失明の可能性もあります。必ずケア用品を使用しましょう。
コンタクトレンズによる目のトラブル
角膜血管新生
慢性的な酸素不足で、無血管組織の角膜に欠陥が入り込んでしまうケースがあります。
角膜浸潤
酸素不足やレンズの汚れが発端となり角膜表面が傷つき、そこに細菌や真菌などが入り侵される病気です。
巨大乳頭性結膜炎
レンズが汚れ、特にタンパク質が抗原となって上眼瞼結膜に巨大な乳頭が増殖することがあります。