
「目が疲れたときにストレッチをすると楽になる」という話をよく聞きます。でも実際のところ、目のストレッチには効果があるのでしょうか?
結論:視力そのものが上がるわけではありません
「眼球をぐるぐる回す」「遠くと近くを交互に見る」といった目のストレッチ。これらで視力(目の屈折)そのものが上がるという科学的根拠は現時点では確認されていません。
でも「見えやすくなった」と感じることはあります
近くを長時間見続けると、ピントを調節する「毛様体筋」がこり固まった状態になります。この状態ではピントが合いにくくなり、見えにくさを感じることがあります。
ストレッチや遠くを見ることでこの緊張がほぐれると、本来のピント調節力が戻り、「スッキリ見えるようになった」と感じることがあります。視力が上がったのではなく、毛様体筋の緊張がほぐれた結果です。
つまりこういうことです。
・視力(目の屈折)そのものが上がるわけではない
・でも毛様体筋の緊張がほぐれることでピントが合いやすくなる
・その結果「見えやすくなった」と感じることはある
眼科でも推奨されている「20-20-20ルール」
目のセルフケアとして、眼科でも広く推奨されているのが「20-20-20ルール」です。
20分に1回・20秒間・6メートル以上遠くを見る
スマホやパソコンの作業が続くとき、この習慣を取り入れるだけで毛様体筋の緊張をほぐし、目の疲れや負担を軽減できます。特に長時間の近業作業が多い方やお子さまにも、積極的に取り入れてほしいセルフケアです。
あわせて取り入れたいセルフケア
・意識的なまばたき(ドライアイ・疲れ目の予防に効果的)
・目もとを温める(ホットアイマスクなど)
・画面の明るさを環境に合わせて調整する
「見え方が気になる」ときはまず眼科へ
セルフケアはあくまで日常の目の疲れを和らげるためのものです。「見え方がおかしい」「目が疲れやすい」が続く場合は、まず眼科へご相談ください。眼科での診断をもとに、タナカコンタクトレンズセンターではお一人おひとりに合ったメガネ・レンズをご提案しています。


